はじめに
アイドル活動と学業の両立は、それだけでも大きな挑戦です。
それに加えて「バスケットボール審判資格」という新たな目標を掲げ、実際に資格を取得した福山梨乃(CANDY TUNE)りのまるさんの経歴をご存じでしょうか?
この記事では、彼女がなぜ審判資格を目指したのか、どのように学業や芸能活動と両立してきたのかを具体的に紹介します。
東京オリンピックがきっかけだった「新しい挑戦」

出典:CANDY TUNE公式サイト
https://asobisystem.com/talent/candytune/
バスケ未経験でも挑戦した理由
2021年夏、多くの人に感動を与えた東京オリンピックの女子バスケットボール日本代表。
福山梨乃さんもその一人でした。
「競技経験は全くなかったのですが、日本代表の試合をテレビで見て、心が震えました。ルールや判定の奥深さに興味を持ったんです。」
この出来事をきっかけに、バスケットボールを“観る側”から“支える側”として関わりたい気持ちが芽生えたそうです。
バスケ審判資格の取得方法
日本バスケットボール協会公認E級審判ライセンスとは?
福山さんが取得したのは日本バスケットボール協会(JBA)公認E級審判ライセンスです。
E級は最も初歩的なライセンスで、競技未経験者でも挑戦できます。
取得ステップの流れ
以下の4ステップで取得可能です。
JBAの公式サイトでEラーニング登録 講習動画の視聴・ルールテスト 講習会の受講(オンラインまたは会場) 修了証の発行
「学業や仕事の合間に動画を繰り返し見て、テストに備えました。特にルールブックを読むのは新鮮でした。」
出典:バスケットボール・ダイナー
https://www.basketball-zine.com/article/detail/114846?page=2
上智大学で学んだ「学業と夢の両立」
上智大学外国語学部英語学科を卒業
福山さんは2020年、上智大学外国語学部英語学科を卒業しています。
「課題が多くて本当に大変でした。授業の準備やレポート、テスト勉強…。アイドルの活動と並行しながら、時間のやりくりを徹底しました。」
学業とアイドル活動を両立するために意識したこと
両立のための工夫
スケジュール管理を徹底(Googleカレンダー活用) 隙間時間に課題を少しずつ進める レポートは締切2日前までに目処をつける
この積み重ねが、卒業と同時に審判資格取得という快挙を実現しました。

出典:音楽ナタリー
https://natalie.mu/music/gallery/news/625650/2603960
挑戦を続けることが次のステップになる
新しいことを学ぶ勇気
「新しいことを学ぶのは怖さもあるけど、得られるものの方が大きい。」
福山さんはそう語っています。
アイドルとして活動しながら、バスケットボール審判の視点を学び、大学で専門知識を修める。
この多様な挑戦が、彼女の表現の幅をさらに広げています。
これから資格取得を目指す方へ
未経験でも始められる理由
もしバスケが好き、審判に興味がある、でも「未経験だから」と迷っているなら、E級審判は大きな一歩を踏み出すチャンスです。