大塚製薬所属の女子マラソンランナー・小林香菜さん。群馬県前橋市出身で、2025年の世界陸上女子マラソンでは7位入賞を果たし、日本人トップという快挙を成し遂げました。実は「官僚志望」から「登山サークル」出身という異色の経歴を持ちながら、実業団入り後に一気に飛躍した努力型ランナーです。この記事では、プロフィールや主要大会での成績、自己ベストの変遷、そして人柄に迫ります。

「小林香菜、自らの予想を覆す7位入賞」https://news.yahoo.co.jp/articles/ceae2b4097a788ff9991b9f4c2ea45d3ac0aa7db)
基本プロフィール
- 名前:小林香菜(こばやし かな)
- 生年月日:2001年4月4日(24歳/2025年現在)
- 出身地:群馬県前橋市
- 身長:160cm前後(推定)
- 所属:大塚製薬
- 出身校:前橋三中 → 早稲田大学本庄高等学院 → 早稲田大学
経歴とこれまでの歩み
中学時代は水泳部に所属していましたが、駅伝大会をきっかけに長距離走へ転向。高校は進学校に進学し、学業と両立しながら走力を伸ばしました。大学は早稲田大学に進学し、体育会陸上部ではなく登山サークルに所属。官僚志望だった時期もあり、スポーツエリートとは異なる道を歩んできました。
卒業後は大塚製薬に所属し、本格的にマラソンランナーとして活動開始。社会人入り後に急成長し、国内外の主要大会で存在感を示しています。

主要大会成績
年大会名種目順位備考 2023大阪国際女子マラソンマラソン21位 2023北海道マラソンマラソン10位 2024大阪国際女子マラソンマラソン12位 2025大阪国際女子マラソンマラソン2位日本人1位・自己ベスト 2025世界陸上(東京)マラソン7位日本人トップ・世界大会初出場
自己ベスト記録
- 5000m:15分45秒68(2024年)
- 10000m:32分22秒98(2024年)
- マラソン:2時間21分19秒(2025年大阪国際女子マラソン、日本人トップ)
なぜ「異色のランナー」と呼ばれるのか?
多くのトップランナーは高校・大学で体育会陸上部に所属して力をつけますが、小林香菜さんは違います。進学校で学業に励みながら競技を続け、大学では体育会ではなく登山サークル所属。
「最短距離ではなく回り道」をしながら力を伸ばした経歴は、競技に対する粘り強さや努力を象徴しており、多くのファンに「共感できるランナー」として支持されています。出典:早稲田ウィークリー「学生歴代3位! マラソンサークル出身、異色の早大生ランナー 実業団目指した4年間」(https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2024/04/23/116849/)
Q&A|小林香菜についてよくある質問
Q. 世界陸上での成績は?
A. 2025年東京大会の女子マラソンで7位入賞し、日本人トップの快挙を成し遂げました。
Q. 自己ベストは?
A. 2025年大阪国際女子マラソンで2時間21分19秒を記録。年々タイムを大幅に更新し続けています。
Q. 特徴や強みは?
A. エリートではなく異色の経歴から這い上がった努力型ランナーであること。学業と競技の両立経験が精神的な強さに繋がっています。
まとめ
小林香菜さんは「異色の経歴」を持ちながら日本女子マラソン界のトップランナーへと成長しました。世界陸上7位、日本人トップという実績はその努力の証。今後の国際大会でもさらなる飛躍が期待されます。