阪神タイガースに1位指名された注目の内野手、立石正広選手。実はその背後には、母・苗村郁代さんをはじめとする“バレーボール一家”としての背景がありました。この記事では、母・姉2人・父という家族構成から、幼少期からのスポーツ環境、野球を選んだ理由までをまとめ、あなたにもわかりやすくご紹介します。
1️⃣ 家族構成とスポーツ履歴
母：苗村 郁代（旧姓）
- 出身・高校：兵庫県たつの市出身、兵庫県立氷上高等学校。
- 中学からバレーボールを始め、ジュニア代表としてアジア・世界ジュニア選手権に出場。
- 実業団所属：1988〜1994年 『イトーヨーカドー』に所属。
- 五輪出場：1992年バルセロナオリンピック女子バレーボール日本代表。
- 特徴：スパイク到達点295 cm、ブロック273 cmという記録もあり、競技者としての高い習慣を家庭に浸透させてきた。
父：立石 和広さん
- 若い時にバレーボールを含むスポーツ経験ありという情報あり。
- 立石選手いわく「お父さんが実は、ちょっと野球をやりたかった」というエピソードあり。
- 影響：母・父ともに競技スポーツの経験があり、身体能力・スポーツマインド・環境の面で立石選手に影響を与えてきた。
姉：立石 沙樹さん
- 生年月日：1996年1月11日／出身地：山口県防府市。
- 高校：誠英高等学校 → 日本体育大学出身。
- 所属：V リーグ女子チーム・リガーレ仙台。
- エピソード：立石選手が小学生の頃、姉のバレー試合（春高バレー）を5年連続で見に行っていたという話も。
次姉：立石 優華さん
- 生年月日：1998年3月21日／出身地：山口県防府市。身長167 cm。
- 高校：誠英高等学校 → 青山学院大学出身。
所属：クインシーズ刈谷（以前はKUROBEアクアフェアリーズ所属とも）。 - 特徴：「負けず嫌い」「粘り強いレシーブでチーム勝利に貢献したい」と語るリベロタイプ。
2️⃣ 立石正広選手が野球を選んだ背景
幼少期から立石選手の家庭では毎年、姉2人のバレーボール試合観戦が恒例で、「春高バレー」の会場にも足を運んでいたそうです。
しかし、小学校1年生のときに「華浦スポーツ少年団」に入団し野球を始めたのは、父親が「野球をやりたかった」という願いと、家族がスポーツを自由に選べる環境を整えていたからこそ、でした。
「バレーボールをやったらどうか」という選択肢もあった立石選手ですが、家族は押し付けず、彼の“野球を選ぶ自由”を尊重していたといいます。
3️⃣ 家族スポーツ環境の影響と特色
- 競技者マインドと習慣：母・姉・父がスポーツ経験を持ち、家庭に「練習・試合・応援」というルーチンが自然と根付いていました。
- 身体能力と資質：立石選手自身も「母から受け継いだジャンプ力」や「競技神経の速さ」を語っており、家族の環境が彼の基盤となっています。
- 選択の自由とサポート：バレーボール一家ながら、弟が別競技（野球）を選んだ際にも家族全体で理解して支えていた点が特徴的です。
- 応援文化・観戦文化：幼少期の立石選手が姉のバレーを観に行っていた話が象徴的で、スポーツが“日常”として存在していた家庭でした。
4️⃣ Q&A｜読者が気になる疑問まとめ
Q1. 立石正広の母はどんな人？ 母・苗村郁代さんは1992年バルセロナ五輪出場の元バレーボール日本代表。現在も地域で後進育成に関わっています。 Q2. 姉はプロの選手ですか？ はい。姉・立石沙樹さんはVリーグ女子のリガーレ仙台、次姉・優華さんはクインシーズ刈谷で現役選手です。 Q3. なぜ野球を選んだの？ 家族は全員バレー経験者でしたが、父の「野球をやりたかった」という影響と、本人の意思で野球を選択しました。 Q4. 家族の影響で得た強みは？ 集中力・持続力・勝負強さといった“アスリートDNA”を家族全員から受け継いでいます。
まとめ
立石正広選手は、元五輪代表の母とVリーガーの姉たちに囲まれた“スポーツ一家”の中で育ちました。
その環境が、彼の強い精神力や勝負勘を育て、阪神ドラフト1位としての現在に直結しています。
今後、彼が家族の努力と想いを背負ってどんなプレーを見せてくれるのか――ファンの期待が集まっています。
出典・参考
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